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『ヒューゴの不思議な発明』公開記念 |
![]() メリエスの撮影風景
『妖精たちの王国』 |
今年度アカデミー賞最多11部門にノミネートされた、マーティン・スコセッシ監督による待望の3D映画『ヒューゴの不思議な発明』の公開を記念し、作中で少年ヒューゴと深いかかわりを持つ実在の登場人物、ジョルジュ・メリエスによる短編映画を上映いたします。 ジョルジュ・メリエスは映画草創期にフランスで活躍した映画監督で、1896年から1912年までの16年間に503本もの短編作品を制作しました。『ヒューゴの不思議な発明』には、全盛期のメリエスが壮大なスタジオの中で、大勢のスタッフと俳優たちに囲まれながら撮影に取り組むシーンが登場します。映画作りのルールがまだ確立されていないこの時代に、プロのマジシャンでもあったメリエスは独自の撮影トリックを次々と発明し、驚きに満ちた発想と高い娯楽性で人々を大いに楽しませました。 メリエスの最も有名な作品である『月世界旅行』(1902年)は、世界最初のSFX映画とも言われています。今から100年以上も前にメリエスが想像した月の世界には、巨大キノコが生えるおどろおどろしい洞窟があり、そこには月世界人が王国を築いていました。斬新なアイデアと冒険心に満ちたメリエスの作品からは、先駆者たちの映画作りに対する夢と情熱が伝わってきます。 フォーラムでは、『月世界旅行』を含む短編サイレント15作品が収録された『メリエス・マジックショー』を上映します。メリエスの孫娘による活弁と解説、そしてピアノ伴奏もつきますので、初めてサイレント映画に触れる方にもきっと楽しんでいただけることでしょう。巨匠マーティン・スコセッシ監督がオマージュを捧げた、偉大なるジョルジュ・メリエスのファンタジーの世界へご案内いたします! |
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『メリエス・マジックショー』 (60分/日本語字幕/DVD/提供:ネコ・パブリッシング) <収録作品> 『幾つもの頭を持つ男』(1898年) 『月世界旅行』(1902年) 『地獄のケーキウォーク踊り』(1903年) 『秘密の賭博場』(1905年) 『音楽狂』(1903年) 『地獄の鍋』(1903年) 『ゴム頭の男』(1901年) 『生きているトランプ』(1904年) 『飲んだくれのポスター』(1905年) 『悪魔の下宿人』(1909年) 『化粧の王様』(1904年) 『中国の魔法使い』(1904年) 『青ひげ』(1901年) 『常識はずれの新たな争い』(1900年) 『一人オーケストラ』(1900年) |
![]() 『月世界旅行』 ![]() 『ゴム頭の男』 |
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ジョルジュ・メリエス (1861〜1938) 裕福な家庭に生まれたジョルジュ・メリエスは、手品師として劇場を経営していたが、1895年のリュミエール兄弟によるシネマトグラフ上映会に足を運んだことをきっかけに、映画作りを始める。当初はドキュメンタリーが中心であったが、ある日オペラ広場を撮影している際にフィルムが引っかかる事故があり、偶然トリック撮影を発明することになった。そのフィルムを編集してみると、突然電車が霊柩車に、歩いていた男が女に変わっていたのだった。それ以降、メリエスは手品師としてのパフォーマンスを活かしたトリック映画を次々に制作し、1902年には代表作『月世界旅行』を発表、大人気を博す。しかし、次第にメリエスの作品はマンネリ化し、人々に飽きられてしまった。ついには破産に追い込まれたメリエスは、その晩年をモンマルトル駅のおもちゃ屋の売り子として過ごした。
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![]() (C)Paramount Pictures 2011 ![]() (C)Paramount Pictures 2011 |
『ヒューゴの不思議な発明』 魔法のような3Dファンタジー映画の旅へようこそ! 舞台は1930年代のフランス、パリ。父を火事で失ったヒューゴは駅の時計台に隠れ住み、駅の時計のネジを巻いて毎日を過ごしていた。ひとりぼっちのヒューゴの唯一の友達は、亡き父が遺した壊れたままの“機械人形”。その秘密を探るうちに、ヒューゴは機械人形の修理に必要な<ハート型の鍵>を持った少女イザベルと、過去の夢を捨ててしまった老人ジョルジュに出逢う。そして、ヒューゴは機械人形には、それぞれの人生と世界の運命をも変えてしまう秘密のメッセージが隠されていることを知る。機械人形に導かれて、ヒューゴの世界を修理するための冒険が今、始まる。 |