山形県映画センターが過去に上映した作品のアーカイブリストです



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アース

 監督:アラステア・フォザーギル/98分/2007年/ドキュメンタリー映画

 誰も観たことのない神秘と美しさに溢れるダイナミックな光景、想像を超える奇跡的な瞬間を捉えた史上最大の地球映像プロジェクト。氷の大地から熱帯の森へ、そして藍色の深海の渕へと壮大な旅は続く。しかし、地球は危機に瀕している。北極グマが北海で氷に乗れず溺死するという現実は、あらゆるものが連鎖する生命の輪のほんの一糸にしかすぎないかもしれないが、実に衝撃的だ。大きなスクリーンに向かい、もう一度私たちの星《地球》を環境を見つめ直す良い機会となる作品。
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嗚呼 満蒙開拓団

 監督:羽田澄子/120分/2008年/ドキュメンタリー映画

 満蒙開拓団とは、1931年の満州事変以降、太平洋戦争までに日本政府の国策によって中国の旧満州、内蒙古、華北に入植した日本人移民の総称です。
 1936年から1956年の間に500万人の日 本人を移住させ、同時に住居を100万戸建設するというもので、山形県からは全国で2番目の約1万8000人が入植しました。この移住計画は、旧日本軍が制空・制海権を失った段階で停止。ソ連の参戦で30万ほどの開拓団は軍の支援も得られず孤立し、その多くは命を失うことになり、なんとか生き延びて帰還したのは11万人ほどでした。
 今語らなければ永遠に忘れ去られてしまう当時の記憶や体験が 貴重なインタビューで綴られた作品です。未来を担う若い人々にこそ観てほしい。そして知ってほしい映画です。
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青い鳥

 監督:中西健二 出演:阿部寛、本郷奏多、伊藤歩、井上肇、大谷尚輝、三浦明
 108分/2008年/日本/ドラマ

 一人の男子生徒がいじめによって自殺未遂をおこした。新学期になって、その生徒が在籍する2年1組に臨時教師が着任した。生徒たちはその教師に驚く。吃音だった。重松清の原作を映画化、阿部寛が演じる教師の優しい眼差しが印象的です。

青葉学園物語

 監督:大澤豊/100分/1981年/劇映画

 原作は、吉本直志郎のベストセラー「青葉学園物語」。敗戦後の貧しい境遇の中で、子どもたちが逆境にもめげず、人間として一番大切な優しさや思いやり、人と人との関わり合いを体得しながら成長していく姿を描いた作品。子ども本来のすばらしさや、美しさや、かがやきがスクリーンいっぱいに溢れる。

アイ・ラブ・ユー

 監督:大澤豊・米内山明宏/111分/1999年/劇映画

 この作品は、聞こえない人たちが、聞こえる人たちと、いっしょに作り上げた映画。聾者役を聾者の俳優が演じ、聾者の忍足亜希子が主演を務め、全国で80万人を超える観客を動員し海外の映画祭にも出品・招待された話題作。

アイ・ラブ・フレンズ

 監督:大澤豊/113分/2001年/劇映画

 聾者と聴者が励まし合いながら生きる姿を描いたこの作品で、きっと新しい感動と元気に出会えるに違いない。ヒロインは「アイ・ラブ・ユー」で全国的な注目を集め、女優としても大きく成長した忍足亜希子が、聾者の写真家役で出演。子育てに悩みながらも明るく写真館をきりもりする友人の遥に支えられながら、古都・京都の街を駆ける。
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あぜみちジャンピンッ!

聞こえない耳に、はじめて音楽が届いた!世界に涙と勇気を与えたにいがた産ハートフル青春ガールズ・ムービー
シカゴ国際児童映画祭「Adule Jury prize」長編実写部門準グランプリ受賞
ロサンゼルス日本映画祭コンペティション部門優秀作品賞受賞
インドネシアKidsFfest映画祭審査員特別賞受賞

監督:西川文恵/85分/日本/2009年/劇映画

 ろう学校に通う耳の不自由な女子中学生が、聴者の少女たちのストリートダンスチームに参加、仲間との友情やぶつかり合いを通して、自らのハンディキャップと向き合いながら成長していく過程を描いた感動作です。監督はロンドンで映像制作を学んだ新鋭・西川文恵。一瞬のきらめきを女性ならではの瑞々しい感性ですくい上げました。

嵐の中のイチゴたち

 監督:吉井憲一/101分/1989年/劇映画

 熱血先生が生徒たちの心を動かす話は何本か映画化されているが、この作品は嫌な事に眼をつぶってきた普通のどこにでもいる中学生が主人公だ。原作は、異色の学園小説として注目を浴びる後藤竜二の「十四歳・Fight」で、学校を何とかして楽しい場に変えてゆきたいという生徒たちの切実な願いが痛いほど伝わってくる作品。
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戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)

 監督:三上智恵/129 分/2015年/日本/ドキュメンタリー

 今、沖縄でほんとうは何が起きているのか?「日本人」が知っている「基地問題」は虚像かもしれない。2014年11月、県知事選で沖縄は保革を越えて島ぐるみ闘争に発展し、続く衆議院選でも民意を叩き付けた。しかし国策は止まらない。いくさに翻弄され続けた70年に終止符を打ちたいという沖縄の切なる願いを今、世界に問う。
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一枚のハガキ

いまを生きる全ての人に観てほしい。
日本映画界の至宝、新藤兼人監督の99年の人生をかけた最後の最高傑作!

監督:新藤兼人/114分/2011年/劇映画
第84回アカデミー賞外国語映画賞部門出品作品

 戦争ですべてを失った男と女をつないだのは、「一枚のハガキ」だった。監督自身が「映画人生最後の作品」と語る本作は、生き残った兵士6人うち一人が自分だったという実体験に基づいている。
 戦争末期、人の命がクジ一本に左右され、残された家族を破滅に導く戦争の愚かさを描きつつ、すべてを失った人々が、それでも逞しく生き抜く「再生と希望」の物語には、観る者を惹き付ける力が満ちている。
 戦争と震災は異なるが、多くの命を奪い、街が壊滅するなど共通項もある。これから明日を生きるためにも多くのヒントを内包した必見の作品である。 
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いのちの山河

憲法25条(生存権)を自らの手で実現した深澤村長の実話

 監督:大澤豊/120分/2009年/劇映画
 出演:長谷川範/とよた真帆/加藤剛/大鶴義丹/小林綾子/宍戸開

 50年以上も前、岩手県沢内村(現西和賀町)で深澤まさ男が村長に就任した(57年)。村は豪雪地帯で経済や医療にも支障をきたし、乳児死亡率が日本一だった。村長は「豪雪・多病・貧困」の三悪の克服を目指し、「行脚と対話」を重ねながら改革を断行した。除雪にブルドーザーを使って盛岡までの冬期交通を確保、さらに医療体制を整え乳児と老人(60歳以上)の国保十割給付を実行。そして遂に乳児死亡ゼロを全国で初めて達成した(62年)。次は貧困の解消をと意気込む中、59歳で他界(65年)。映画は、理想を求めて困難を乗越え、「自分たちでいのちを守った村」を実現した深澤村長の半生をドラマ化した。
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インビクタス 負けざる者たち

 監督:クリント・イーストウッド 出演:モーガン・フリーマン、マット・デイモン
 134分/2010年/アメリカ/ドラマ

 1995年ラグビーワールドカップがアフリカで初めて南アフリカで開催された。大統領ネルソン・マンデラは、国の恥と言われた南ア代表チームを導いて初出場初優勝を成し遂げた。知られざる感動の物語。

ウォーリー

 監督:アンドリュー・スタントン/104分/2008年/アニメーション映画

 人類が逃げ去った29世紀のゴミだらけの地球。気の遠くなるような700年もの間、黙々とゴミ処理を続けて来たロボットのウォーリー。ある日、彼の前に、見たこともないクールでちょっと危ないロボット・イヴが現れる。生まれて初めての出会いに興奮するウォーリーだったが、彼女には地球の未来を変えるための秘密が隠されていた。『ファインディング・ニモ』のアンドリュー・スタントン監督が手がけるロボット&未来環境SF。

うしろの正面だあれ

 監督:有原誠治/90分/1991年/アニメーション映画

 今から50年前の東京下町で5代続いた釣竿屋。中根かよ子の家族は職人気質の父ちゃん、優しく働き者の母ちゃん、兄3人、それにおばあちゃんの7人家族。温かな愛情に包まれ、そばにはいつも家族がいる毎日だったが、やがて戦争の影が忍び寄ってくる。これは、かよ子の家族に起こったほんとうの話。

AIDS(エイズ)を生きる

 監督:山口巧/57分/1994年/劇映画

 結婚をひかえた三田村は、同僚から勧められてAIDS検査を受ける。後日、医者から検査の結果HIVウイルスに感染していることを告げられ絶望的なる。さらに婚約者との間には深い溝ができ、職場の雰囲気も変わってしまう。今こそ「AIDSとは何か」を私たちは真実に眼を向け、感染者と共存してどのように接するか考えていかなければならない。

絵の中のぼくの村

 監督:東陽一/112分/1996年/劇映画

 原作は、絵本作家として活躍している田島征三の自伝的エッセイ「絵の中のぼくの村」。昭和23年の高知の田舎村で、双子の兄弟は自然を相手に奔放な少年時代を過ごしている。原作にはない三人の不思議な老婆たちや伝説の妖怪も登場させて物語全体をファンタジックなものに仕上げている。

オーケストラ!

 監督:ラデュ・ミヘイレアニュ 出演:アレクセイ・グシュコブ、メラニー・ロラン、フランソワ・ベルレアン
 124分/2009年/フランス/ドラマ

 さえない中年アンドレはボリショイ交響楽団で劇場清掃員として働いている。しかしかつては主席をつとめる天才指揮者だった。ある日1枚のFAXを手にし、目の色が変わる。モーツアルト、チャイコフスキー、バッハの名曲が魅了する。
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オーシャンズ

話題の映画をあなたの町で学校で観ませんか!  雄大で美しい海のおはなし

 監督:ジャック・ペラン&ジャック・クルーゾー/104分/2009年/フランス/ドキュメンタリー

 独自に開発した機材を駆使し、4年間、70億円をかけて製作した。膨大な映像から選りすぐった貴重で美しい魚や鳥の大群が海の中や空中で躍動する姿が圧倒的な迫力だ。特に大きな鯨の姿などは大きなスクリーンでこそ体験できる感動だ。子どもから大人まで自然や地球環境の大切さを説明なしに実感できる。山形県内での地域上映・学校上映も承っておりますので、いつでも気軽にお問い合わせ下さい。

お母さんのつうしんぼ

 監督:武田一成/100分/1980年/劇映画

 小学校5年生になった夕子は、お母さんと弟と三人で団地に住んでいる。お父さんは夕子が三才の時に亡くなり、お母さんは出版社に勤めている。何か起こる度に仕事を取るか、母親を取るかに揺れるお母さんの心。一方、夕子にも不満はある。外に仕事を持つ母と子のあり方を温かく力強く描いている。
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おくりびと

 監督:滝田洋二郎/130分/2008年/劇映画/山形ロケ作品

 オーケストラが突如解散。失業したチェロ奏者の主人公が故郷山形に戻ってきたところから物語は始まる。ふるさとの自然に癒されながら、就職したのは遺体を棺に納める「納棺師」という仕事。様々な死に立ち会うなかで主人公は戸惑い悩みながら、上司の言葉に導かれるようにその仕事に邁進する。
これはお葬式の話ではない。夫婦の愛情、親子の絆、周りの人々への感謝など、人間の普遍的な生き方を描いた再生の物語である。
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おとうと

切ない"家族の絆"と”終末期の介護"が心に沁みる名作

 監督:山田洋次/126分/2010年/劇映画 出演:吉永小百合/笑福亭鶴瓶/蒼井優/加瀬亮

 山田洋次監督最新作。今回はベルリン国際映画祭でクロージング上映作品として世界中の耳目を集めた。テーマは寅さんシリーズから連綿と続く「家族の絆」の物語。堅実に生きる姉、いつもチャランポランだがどこか憎めない弟。あらゆる家族が抱えている厄介だが切っても切れない絆は、苦しみと喜びと悩みが複雑に絡み続ける人生そのものとも言えなくもない。敬愛する市川崑監督の銀残しで有名な同名映画『おとうと』(1960年)に山田監督がオマージュを捧げた作品でもある。今年度の地域上映に、ぜひお勧めしたい作品です。

お星さまのレール

 監督:平田敏夫/75分/1993年/アニメーション映画

 朝鮮半島の新義州を舞台に1940年から1945年の戦争終結までの5年間、そこに生きる5歳の少女チコの姿を通じて家族や、当時の日本人の運命を描いている。原作者はソウル生まれの小林千登勢、実体験に基づく話だけに、ここには体験者だけが語ることのできる事実がある。

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風が吹くとき

 監督:ジミー・T・ムラカミ/85分/1986年/アニメーション映画/イギリス映画

 原作は「さむがりやのサンタ」などのユーモア溢れる作品で知られるレイモンド・ブリッグス。主人公のジムとヒルダはどこにでもいる平凡な夫婦だが、ラジオから核爆弾が落ちるらしいという話を信じて政府発行の手引きをもとに簡易シェルターを作る。やがて全てを破壊する風が吹いた。

風のあるぺじお

 監督:中山節夫/101分/1987年/劇映画

 原作は、シンガー・ソング・ライターのはしたのりひこ。妻が入院したことを契機に主夫生活を体験したを基に「お父さんゴハンまーだ」を書いた。妻に任せっきりだった子どもたちの生活がわかってくると、今まで見えなかった「家族」の様々な問題がわかってくる。全国で500万人を動員した注目作。
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風のかたち

人間は強く創ってあるんだ!小児がんからしなやかに立ち直る子どもたちの姿を追った10年

 監督:伊勢真一/105分/2009年/日本/ドキュメンタリー

 河北町出身の小児科医・細谷亮太(聖路加国際病院・副医院長)が見つめた、小児がんとたたかう子どもたちの10年。細谷医師をはじめ3人の小児科医が、小児がんの子どもたちとサマーキャンプを始めた。いつも病室にいる子どもらを、外で思い切り遊ばせたいという思いからだった。子どもたちは新しい友達をつくり、語り合い、胸に秘めた思いを打ち明ける。キャンプを通して、子どもたちは次第にたくましくなり、来年の再会を約束して帰ってゆく。伊勢監督は次のように語る。「10年間の歳月が語りかける小児がんと闘う仲間達の生きる力…それは不断に蘇る命そのものの力ではないでしょうか。」

月山

 監督:村野鐵太郎/103分/1979年/劇映画

 原作は芥川賞受賞作品の森敦作「月山」。商業主義、大作主義が先行する昨今、映画製作の原点ともいうべきこの手作りの作品は、厳寒の月山山麓で撮影を敢行し、放浪する一青年の体験を通じて生と死について対峙し、遠い祖先に呼びかけられるような不思議な感動を喚び起こす。

ガンバとカワウソの冒険

 監督:大賀俊二/70分/1991年/アニメーション映画

 原作は、野間児童文学賞を受賞した斉藤惇夫で、カワウソが絶滅の危機に瀕しているということを知って、日本の将来に限りない不安を抱き、子どもたちの未来にも関わる重要な事だと考え本を書いたという。この作品はガンバの冒険シリーズの第3弾として製作された。

ガキ大将行進曲

 監督:大澤豊/75分/1978年/劇映画

 山本薩夫監督に長く師事した大澤豊監督が全力で描き上げたさわやかなデビュー作。甲府盆地の片隅にある小学校の四年一組に意地悪なガキ大将がいた。みんなは我慢するしかなったが、ある日とても元気な転校生がやってくる。走っても早い、鉄棒もうまい、ガキ大将は反撃するがなかなかうまく行かない。そんな時、夏休みの最後の行事、陣場山競争で勝負を決することになった。

KAZU&YASU〜ヒーロー誕生

 監督:赤根和樹/95分/1995年/アニメーション映画

 全国のプロを目指すサッカー少年必見、スーパースター三浦知良(KAZAU)と三浦泰年(YASU)兄弟の栄光への軌跡を辿る感動のサクセス・ストーリー。
 物語の随所に織り込まれるサッカー・シーンは、スタッフが本場ブラジルにロケハンを敢行、さらに数々の記録VTRを参考にスピードと迫力に満ちた手に汗握る映像作りを実現させた。

かっ飛ばせ!ドリーマーズ

 監督:兼森義則/89分/1994年/アニメーション映画

 原爆で焦土と化した広島の街を舞台に、白球に思いを込めて夢を追いかけた少年たちの「ドリーマーズ」というチームを通して築き上げた友情の物語。とりわけ日本唯一の市民球団として発足した「広島カープ」の苦難の歴史と、それを一生懸命応援する純真な子どもたちの数々のエピソードをちりばめ、情感豊かに描き上げている。

カッパの三平

 監督:平田敏夫/90分/1993年/アニメーション映画

 原作は、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な漫画家の水木しげる。カッパそっくりの三平が、カッパに捕まりカッパの国に連れて行かれるが、自分と瓜二つのカッパと友だちになり無事人間界に戻る。昔から、日本にはいたるところにカッパにまつわるたくさんの伝説や昔話が残っている。水木ワールドもちょっぴり怖いが見てみたい魅力にあふれた妖怪譚だ。

ガラスのうさぎ

 監督:四分一節子/84分/2005年/アニメーション映画

 原作は高木敏子で、出版以来210万部を超えるロングセラーを続け、海外でも多数の国で翻訳されている名作。12歳の敏子が、東京大空襲の体験を通して、戦争の本当の悲惨さや恐ろしさを知り、その後の混乱と厳しい生活を生き抜きながら、平和のへの願いを渇望する感動の作品。
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カラフル

 監督:原恵一 原作:森絵都 作画監督:佐藤雅弘
 声:冨澤風斗、宮アあおい、南明菜、まいける、麻生久美子、高橋克実
 127分/2010年/日本/アニメ

 内気で友だちも無く成績も最低の、中学3年生小林真は自殺するが、不思議なことが起きもう一度生きるチャンスが与えられる。少し変った真は、学校や家庭でも少し変った見方やつきあいができるようになる。ポジティブな生き方を伝えています。

かんからさんしん

 監督:小林治/78分/1989年/アニメーション映画

 かんからさんしんとは、空き缶と棒や落下傘の紐などで作った三線(三味線)のこと。独自の文化や歴史を紡いできた沖縄のシンボルでもあった。第二次大戦末期いよいよ米軍が沖縄本島に上陸し始めると、防衛隊は全滅し、隠れていた洞窟の入り口は爆破され、敵に包囲され、「全員自決の準備」と軍曹が言ったとき、米軍のスピーカーから「命を粗末にするな」と叫ぶ声が聞こえて来た。

看護婦のオヤジがんばる

 監督:神山征二郎/115分/1980年/劇映画

 青森県八戸市在住の藤田健次の「看護婦のオヤジがんばる」と「看護婦のオヤジ泣いて笑って」を原作に、看護婦の家庭だけでなく、広く共働き家庭の夫婦と子どもに焦点をあて、心温まる愛情の交流をユーモアをこめて笑いと涙あふれる作品に描きあげた作品。撮影も原作者の地元八戸市で行われ、地方色豊かな映像美に溢れている。

銀河鉄道の夜

 監督:杉井ギサブロー/107分/2000年/アニメーション映画

 原作は宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」。主人公のジョバンニ少年といっしょに銀河鉄道に乗り、美しい音楽や幻想的なイメージを味わい、不思議な出来事に出遭いながら「本当のしあわせって何だろう」と自分自身に問いかけてくるような物語。賢治を愛し、素直な心を持ち続けたいと願う人々へのプレゼント。

君に届け

 監督:熊澤尚人 出演:多部未華子、三浦春馬、蓮佛美沙子、桐谷美玲、夏菜、青山ハル、金井勇太
 128分/2010年/日本/ドラマ

 本当は爽子なのに「サダコ」と呼ばれている。皆に気を使い、一生懸命なのに、気味悪がられている。そんなサダコに一人だけ好意を持った男子生徒がいた。クラス一番の人気者だった。わかりあうことの難しさ、大切さを描いた秀作。

奇妙な出来事アトピー

 監督:高橋一郎/46分/1991年/ドキュメンタリー映画

 今の子どもたちの体の変化のなかで目立って多いのがアトピー性皮膚炎である。その症状、治療、予防といった状況や、その背景について追求していくことで見えてくるものがあった。長い間子どもを診てきた病院の先生の話や、アトピーに取り組んでいる2つの保育園の事例も紹介して今の社会構造と深い関係があることを浮き彫りにする。

金色のクジラ

 監督:大澤豊/90分/1996年/劇映画

 原作は、岸川悦子の同名小説で、白血病の小さな弟のいのちを救うために、家族が力を合わせて努力する姿を実話に基づいて描いたもの。小学校入学目前に白血病になり突然入院した裕一。家族中が不安を抱え生活のリズムが狂っていく中で、家族を支えたのは骨髄バンク運動を続ける母親たち、病院の人々、そして近所の人々だった。

クロがいた夏

 監督:白土武/70分/1990年/アニメーション映画

 伸子はある日、カラスに襲われている親子のネコを思わず助けに入るが、お母さんネコは死んでしまう。子ネコを抱いて家に連れ帰ったのだが、両親は飼うことを許してくれない。やっとお父さんが許してくれて、クロと名づけた子ネコとの楽しい毎日が始まったのだが、・・・・

グスコーブドリの伝記

 監督:中村隆太郎/85分/1996年/アニメーション映画

 原作は、宮澤賢治。木こりの子どもグスコーブドリと妹のネリは、森の中で両親と幸せにくらしていた。ある年、ひどい冷害で食べる物がなくなり父と母は家を出て、ネリも見知らぬ男にさらわれて、ひとりぼっちになってしまった。その後、ブドリは森を出てオリザ(稲)を育てる勉強を始めるのだが・・・
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クヌート

 監督:マイケル・ジョンソン/92分/2008年/ドイツ/ドキュメンタリー映画

 北極熊の“クヌート”は、生まれてすぐ母クマに育児放棄され、人工哺育で育てられたドイツのベルリン動物園の人気者。地球温暖化の影響で、絶滅の危機にさらされている北極熊のシンボルとして、小さなシロクマ、クヌートの物語は。世界中に感動を巻き起こした。地球温暖化防止のためクヌートといっしょに地球を冷やそう!

賢治のトランク

 総監督:四分一節子/85分/1996年/アニメーション映画

 この作品は、宮澤賢治の生誕100年を記念して製作された。代表的な童話「氷河鼠の毛皮」「猫の事務所」「双子の星」を日本を代表するアニメーターがそれぞれ製作、総監督が賢治とセロ弾きのゴーシュの話を絡めて、ひとつのトランクに詰められた星粒のような物語にまとめた作品である。

ケニー

 監督:クロード・ガニオン/95分/1987年/劇映画(吹替え版)

 12歳のケニーは腰から下がない重度障害児、鉄鋼の町ペンシルバニア州ウェスト・アリキッパに家族といっしょに住んでいる。自分は元気な男の子と思っているケニーは両手で歩き、スケートボードもうまい街の人気者だ。ある時、フランスの国営放送からテレビの取材班がやって来てケニーの取材が始まる。

高原に列車が走った

 監督:佐伯孚治/103分/1984年/劇映画

 信州の四季を追ってオールロケーション撮影が行われた、斬新かつ楽しさ溢れる青春映画。軽井沢高校を舞台に新任の女性教師とツッパリ高校生のやりとり。
 非行の原因が、過疎ダイヤの通学列車にあることを知っての列車増発運動の末、数年後にようやく列車増発を実現するまでを軽快なタッチで描いている。

こんにちはハーネス

 監督:後藤俊夫/87分/1983年/劇映画

 全国で草の根上映運動を進め、190を数える映画センターがスタート(1972年)して10周年を記念して製作した後藤監督のオリジナル作品。視覚障害者にスポットをあて、可愛い子犬ハスティをきっかけに仲良くなった美しいピアノの音色を奏でる女性砂絵子と元気なジロ吉を通し、生きることのすばらしさを謳う。

秋桜

 監督:すずきじゅんいち/103分/1997年/劇映画

 南米で事故に遭い輸血によってHIVに感染した女子高生・明子が母親と一緒に故郷の福島県本宮町に戻ってくる。7年ぶりに再会した親友とお笑いコンビを再結成して文化祭の準備に張り切るが周囲には偏見や無理解が渦巻く。30年前、お母さんたちの協力で製作された映画「こころの山脈」があった。本宮方式と呼ばれた映画作りは子どもたちに受け継がれ、今回は青年会議所のメンバーが30年前の母親たちのように動いた。

5等になりたい

 監督:加藤盟/75分/1995年/アニメーション映画

 小児まひのため足の不自由な律子は希望をもって小学校に入学するが、歩き方がおかしいと皆にいじめられる。いやがらせがエスカレートして、ついに律子は登校拒否。そんな時律子を救ってくれたのはマッサージ師の石橋先生だった。
 運動会が近づき、かけっこで律子はいつもビリの6等になってしまう。せめて5等になりたいという律子の夢は叶うのだろうか。

こむぎいろの天使〜すがれ追い

 監督:後藤俊夫/95分/1999年/劇映画

 「すがれ」とはクロスズメバチのこと。すがれを追いながら自然の中を駆け回り、自分の頭で考え行動し、友情と知恵と勇気を育てていく子どもたちの姿を生き生きと描いていく。自然との共生の大切さ、人間として失ってはならない「魂」を提示して、感動ある作品に仕上げている。

ごんぎつね

 監督:前田康成/75分/1985年/アニメーション映画

 原作は大正2年愛知県で生まれ30歳で亡くなった新美南吉。南吉にも4歳の時に母を亡くした悲しい体験があった。小さな村に親ギツネを亡くした「ごん」という小ギツネが移り住み、村の人とも仲良く、小さなイタズラを繰り返していたが、次第にそのイタズラはひどくなってくる。

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サラフィナの声

 監督:ナイジェル・ノーブル/84分/1988年/ドキュメンタリー映画/アメリカ

 ブロードウェイでロングランとなった人気のミュージカル「サラフィナ!」の
 名場面にスタッフやキャストのインタービューを挟みながら、いきいきとした歌と踊りを通して南アフリカのアパルトヘイトに関する物語を紡ぎ出していく。
 カンヌ国際映画祭でも上映され多くの観客を魅了した作品。

三本足のアロー

 監督:小松崎和男/80分/1980年/劇映画

 子犬や子猫を拾って飼うことは、多くの大人たちが持っている思い出だが、家庭環境の変化で今の子どもたちには許されないことになりつつあり、動物はペットショップで買う「モノ」になりつつある。子どもが本来もつ優しさや思いやりをはぐくむ貴重な機会を軸に描いたこの映画は、国際児童年を記念して企画されたシナリオ・コンクールの最優秀作品になった。
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11ぴきのねこ

 演出:藤本四郎/83分/1980年/アニメーション映画

 原作の絵本は漫画家の馬場のぼる。11ぴきのねこが夢を求めて冒険の旅に出る。幾多の困難にぶつかりながら、自由・やさしさ・愛・友情・協力・忍耐など、ひとつひとつを自分たちのものにしていく。ややもすれば見失いがちな独立心や助け合いのこころが香り高く銀幕いっぱいに描かれている。
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100,000年後の安全

誰も責任をもてない10万年後の安全。放射性廃棄物の深度地下埋設をめぐり未来の地球の安全を問いかける、いま必見のドキュメンタリー
2010年パリ国際環境映画祭グランプリ
2010年アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭 最優秀グリーン・ドキュメンタリー賞受賞
2010年コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭 有望監督賞受賞

監督:マイケル・マドセン/79分/2009年/ドキュメンタリー映画

 太陽に向けてロケットで打上げる、深海の海溝に埋める、地盤の固い地面に深い立坑を堀って埋めるなど、放射性廃棄物の最終保管処理方法は今現在も決定打がない。しかし、フィンランドのオルキルオトでは固い岩を削り地下都市のようなその巨大システムを作り、10万年間に渡り高レベル放射性廃棄物を保管し処分する施設建設を決定した。廃棄物が一定量に達した時この施設は永久に封鎖されるのだが・・・。
 10万年後の未来の人々は果たしてその危険性を理解するだろうか。
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スラムドッグ$ミリオネア

 監督:ダニー・ボイル/120分/2008年/イギリス/劇映画
 キャスト:デーヴ・パテル、フリーダ・ピント、マドゥール・ミッタル、イルファン・カーン、アニル・カプール  《2008年度アカデミー賞8部門受賞》

 インドのスラム街で育った孤児のジャマールは、世界的な人気番組「クイズ$ミリオネア」で、あと一問で全問正解という状況にいたが、無学の少年が答えられるはずないと、司会者には疑われ、賞金の支払いを渋るTV番組会社の差し金で警察に連行され、尋問を受けることになる。貧富の差が混在するインドの現実をたくましく生き抜く少年に世界中が熱いエールを送った。
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世界が食べられなくなる日

「遺伝子組換え」と「原子力」、暴走するふたつのテクノロジーを考えよう!

監督:ジャン=ポール・ジョー/118分/フランス/2012年/ドキュメンタリー映画

 「未来の食卓」や「セヴァンの地球のなおし方」で食物や環境汚染の問題を取り上げたジャン=ポール・ジョー監督の最新作。
 この作品で「遺伝子組換え」と「原子力」という命の根幹を脅かすふたつのテクノロジーを追求し三つの共通点を挙げている。1つ目は後戻りできない汚染、2つ目はすでに世界中に拡散していること、3つ目は体内に蓄積され、世代を追うごとに深刻になること。
 ふたつのテクノロジーが密接に関係しているのには理由がある。米国エネルギー省が原爆につぎ込んだ金と技術者を使って、ヒトゲノムの解析を始め、そこから遺伝子組み換え技術が誕生したという歴史。
 しかし、安全な世界を未来の世代に残すために出来ることがある。映画では、アグロエコロジーという自然と未来の世代を尊重し行われる持続可能な農業システムを紹介。アグロエコロジーを実践しているセネガルの農業学校が登場する。 村の若者に教える先生はこう語る。「人間は毎日何かを食べる必要がある。その食べ物は農民が作る。タネを大切に育てなさい。そして、自分たちでタネを毎年収穫してGM作物の侵入を阻止するんだ。植物や動物は未来のための大切な資本だ。それを忘れるな」。
 "タネ"は命の源で、可能性そのもの。"タネ"を受け継ぎ、汚染のない世界を子どもたちに残すために私たちが必要としているものは、新しい技術か、それとも古来から受け継がれる知識なのか。ぜひ未来のために、子どもたちのためにこの映画を見て考えてほしい。
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世界の果ての通学路

 監督・脚本:パスカル・プリッソン/77 分/2012年/日本・フランス/ドキュメンタリー

 世界には想像を越えた通学路がある。象に会ったり、危険な道を毎日何時間もかけて通学している子どもたち。地球を通学路という視点から捉えた驚きと感動のドキュメンタリー作品。

セロ弾きのゴーシュ

 監督:高畑勲/63分/1981年/アニメーション映画

 宮澤賢治の名作を、原作の内容と味わいを損なうことなく本格的アニメーション作品を実現したのがこの作品。金星楽団の若きセロ(チェロ)の演奏者ゴーシュのもとに夜な夜な現れる森の動物たちは、楽しくユーモラスなキャラクターばかり。オリジナルな楽曲も物語を大いに盛り上げている。

先生のつうしんぼ

 監督:武田一成/90分/1977年/劇映画

 “つうしんぼ“なんてなくなれ!そんなことを思った少年が、ふとしたことから先生にもつうしんぼをつけてやろうと思いつく。原作は宮川ひろ、腕白少年たちと新任教師のやりとり、蚕を通しての生きた教育などが感動をもって描き上げられている。

セイリング〜海にはばたく

 監督:中山節夫/106分/1999年/劇映画

 北海道の水産高校を舞台に、ツッパリ生徒たちと転任してきたばかりの担任教師との出会いから心の絆がやがて結ばれるまでを描く。生徒たちが教師や友人たちの関わりの中で失っていた自信を回復し、自ら人生を切り開いて行こうとする単なる青春映画を越えて新たな感動を生む作品。

象のいない動物園

 演出:前田庸生/79分/1982年/ドキュメンタリー・アニメーション映画

 この映画は、戦争が激しくなった昭和18年、動物たちが動物園から逃出したら大変ということで、多くの動物たちを殺してしまった話と、戦争が終わって、子どもたちが象を見たいと呼びかけ、インドからインディラという象を迎えるまでの話。平和を守り、生命の大切さを知る作品。

ぞう列車がやってきた

 監督:加藤盟/80分/1992年/アニメーション映画

 第二次大戦中、日本では全国の動物園に猛獣を殺すようにと軍の命令が出された。名古屋の東山動物園の園長さんは「象を殺すなら私を殺してください」と頑張る。戦争が終わり生き残った象を、全国の子どもたちは生きている象を見たいとの願いに応え、ついに東山動物園めざして「ぞう列車」が走り出した。
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そして父になる

6年間育てた息子は、病院で取り違えられた他人でした。

監督:是枝裕和/121分/日本/2013年/劇映画
出演:福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー
第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞
2013年 第87回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第6位


 6歳になる息子は、病院で取り違えられた他人の子どもだった。
 人生で勝ち続けて来たエリートの男に突然降り掛かかった「事件」。実の子か、育ての子か、迫られる無情な選択、血のつながりとは、家族とはなんだろう?と問うことから始まる衝撃の物語。
 それぞれのかたちで6年の歳月を抱きしめるふたつの家族に、新たな絆は生まれるのか?物語の進行につれて観客はいつしか引き込まれ、主人公たちを見守る友人や親戚のような気持ちになってくる。
 カンヌ上映の折りには、10分を超える熱烈なスタンディングオベーションが続いた衝撃の感動作。
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その木戸を通って

 監督:市川崑/分/2008年/劇映画
 キャスト:浅野ゆう子、中井貴一、フランキー堺、井川比佐志、岸田今日子

 城勤めの無為な日々を送る平松正四郎(中井貴一)の元にある日やって来た記憶喪失の娘、ふさ(浅野ゆう子)。彼女の純粋な気持ちは、やがて正四郎の人柄と人生を徐々に変えていく。山本周五郎の短編小説を映画化させた名匠、市川崑唯一の劇場未公開作。完成から15年の歳月を経て、ついにスクリーンに甦る。

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ダイオキシンの夏

 監督:出崎哲/83分/2001年/アニメーション映画

 この話は、1976年に北イタリアのセベソという街で実際に起こった本当の話である。ある日化学工場が爆発して上空を灰色の煙が覆い、白い微粒子が一面に飛び散った。人々は咳き込み頭痛を訴え、鶏が死んだり道にはいたるところに犬が倒れている。目に見えず臭いもしないダイオキシンによる汚染だった。

「大ちゃん、だいすき。」

 監督:山本洋子/80分/2007年/アニメーション映画

 「大ちゃん」は、障害を抱えた子どもですが、くりくりした目でいつも 抱っこをせがむ男の子です。大ちゃんには、2つ下の妹「まいちゃん」 がいます。二人はとても仲良しです。夏休みのある日、突然母親の洋子が過労で倒れしまい、大ちゃんは施設に預けられることになりました。
 でも、可哀想でしかたがないまいちゃんは、大ちゃんの面倒をみる決心をして全力で両親を説得します。原作は、養護学校の教師をしながら書き下ろした星あかりさん。家族のすばらしさや、友だち同士の友情、そしていろいろな事に出会いながら成長して行く心のひだを感動的に描いた物語です。
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チェルノブイリ・ハート

今なお被曝被害の続くベラルーシ共和国の現実。見る者にも覚悟が要る渾身のドキュメンタリー作品 2003年米アカデミー賞短篇ドキュメンタリー賞受賞

監督:マリオン・デレオ/60分/ウクライナ・アメリカ/2003年/ドキュメンタリー映画

 この作品は1986年に起こったチェルノブイリ原発事故から16年後に、ベラルーシなど周辺地域や病院を訪れた記録。事故後、心臓に重度の障害を持つ子供が次々と生まれ、放射線による影響は否定できない事実が次々と映し出される。「チェルノブイリ・ハート」とは心臓に穴があいた症状を指す。5年後に再び原発周辺を訪れたデレオ監督は、新たな映像を加え、日本へ向けてのメッセージを添えて送ってきた。

地球が動いた日

 監督:後藤俊夫/78分/1997年/アニメーション映画

 1995年1月17日早朝、大地震が阪神・淡路地方を襲った。死者は約5400人、家屋の全壊半壊は約15万棟に及んだ。未来を担う子どもたちの心身にも大きな傷跡を残すことになった。再開された学校では、震災のつらいこと悲しいことを乗越えて「命の授業」が始まる。

ちびねこトムの大冒険

 監督:中村隆太郎/81分/1990年/アニメーション映画

 地球は以前からSOSを送り続けていた。人口の激増、熱帯雨林の消滅、地雷が埋まり、油田は燃え続けてオゾンホールは大きくなる。ちびねこたちの夏休みはとんでもない「地球を救う」大冒険になってしまう。地球が大自然が、少しづつ壊れ始めているのを知ってしまったからだ・・・

小さなペンギンロロの冒険

 監督:吉田健次郎/ソコリスキーG・M/76分/1988年/アニメーション映画

 日本とソ連(ロシア)の芸術家や技術者が協力して、子どもたちにほんとうに動きの細やかなアニメーションの楽しさと面白さを味わったもらおうと情熱を傾けたもの。オーロラの輝く南極大陸で繰り広げられるペンギン「ロロ」のスリルとユーモアに溢れたいたずら冒険物語。
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チェブラーシカ

 監督:ロマン・カチャーノフ/73分/1969、1971、1974、1983年/ロシア/人形アニメーション

 「チェブラーシカ」は遠い南の国からやってきた、大きな耳の小さないきもの。起こしてもすぐに倒れてしまうので、ばったり倒れ屋さん(チェブラーシカ)と名づけられました。都会の電話ボックスで暮らしているうちに、動物園で働く孤独なワニ・ゲーナに出会います。そして二人の優しさが街に小さな幸せを生み出していきます。
 1969〜83年、全4話が公開され、ロシアでは絶大な人気の国民的映画になった。08年の北京オリンピックでは、ロシアチームの公式マスコットに採用された。初公開から40年たった現在でも、“かわいい”だけで終わらない人形アニメーションの名作です。

ちぎれ雲〜いつか老人介護

 監督:山口巧/107分/1998年/劇映画

 老人介護は私たち自身の「未来の問題」である。広告会社に勤める百合子に次々と高齢者について考えさせられる出来事が周りで起こる。巻き込まれ振り回されることで高齢者介護の必要性と意義を見出して行く百合子だったが、私たち一人ひとりも「老い」を真正面から「心」でとらえることが必要な時期だ。

月あかりの下で

 演出:太田直子 115分/2010年/日本/ドキュメンタリー

 埼玉県立浦和商業高校定時制クラスの、生徒と先生の4年間を丹念に追った記録。生徒たちはさまざま。派手な服装の生徒、保健室へ直行する生徒、自傷を繰り返す生徒・・・先生は優しく、強く、全身で接する。“教育とは”と考えさせられます。

対馬丸〜さよなら沖縄

 監督:小林治/70分/1982年/ドキュメンタリー・アニメーション

 昭和19年8月22日夜10時12分、沖縄から九州に向かう学童疎開船「対馬丸」がアメリカ潜水艦の魚雷を受け鹿児島南方海上で沈没した。船には学童を含む1,661人が乗っていたが生存者は159人。ほとんどの命が暗い波間に消えていった。多くの県民を戦争に巻き込んだ沖縄戦の序曲として忘れる事ができない。
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超高速!参勤交代

 監督:本木克英/119 分/ 2014 年/日本/ドラマ
 出演:佐々木蔵之介、深田恭子、陣内孝則

 金山を狙う江戸幕府老中の悪巧みによって4日間で参勤交代を行えと無理難題を突き付けられた弱小貧乏藩。それを可能とする奇想天涯な秘策とは?痛快時代劇コメディ。

鶴彬 こころの軌跡

 反戦川柳作家・鶴彬(つる あきら)の凄絶な生涯
 監督:神山征二郎/ 分/2009年/劇映画
 主演:高橋長英/安藤一夫/樫山文枝/池上リョヲマ

  神山征二郎監督の映画「鶴彬 こころの軌跡」の上映が東京で始まった。この映画は、石川県出身で戦前に反戦川柳作家として活躍した鶴彬(つるあきら)、本名・喜多一二(きた かつじ)の凄絶な生き様をドキュメンタリーさながらに映像化した。
 鶴彬は、1909年(明治42)石川県河北郡高松町(現・かほく市高松)に生まれた。15歳の時に作った川柳が「北國柳檀」に掲載される。以後、29歳で亡くなるまでのわずか15年間に、1000を超える句と90余の評論や自由詩などを残した。当時は、治安維持法が公布されて言論や集会が厳しい弾圧を受けた。さらに世界恐慌、凶作、満州事変、首相暗殺と戦争への道を進んでいた。そうした中で鶴彬は作風をあくまで曲げず、「プロレタリア川柳」「川柳リアリズム」を貫き通した。ために、軍隊入隊後、軍法会議で治安維持法違反により懲役2年となり、1年8ヵ月の実刑中、水風呂などの体罰に服した。1938年、赤痢により病没、29歳だった。
 2009年は鶴彬の生誕100年にあたり、再評価の動きが活発化しているが、特に映画への反響が大きく、朝日新聞<天声人語>や日本経済新聞にも掲載された。
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剱岳

 監督:木村大作/139分/2009年/劇映画
原作:新田次郎 主演:浅野忠信/香川照之/松田龍平/宮崎あおい

 劔岳は、今でこそ標高が2,999mと測定され、登山道も整備されて多くの登山者で賑わっているが、当時は、険しさと信仰から、誰も登れない山だった。
 明治40年、最後まで空白があった日本地図を完成すべく、陸軍測量隊(現在の国土地院)は峻険な劔岳に向かった。リーダーは柴崎芳太郎(山形県大石田町出身)、案内人が地元・越中の宇治長次郎。「死の山」と言われた劔岳へ三角点を設置することは、雨や風、吹雪によって困難を極めた。他方で日本山岳隊も初登頂を狙っていた。
 実写と順撮りにこだわる木村大作監督は、厳しさゆえの、山の美しさ、俳優陣の顔つきの変化などを見事に映像化している。浅野忠信、香川照之、松田龍平、宮あおいらが出演、重厚な人間ドラマになった。
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天に栄える村

日本一美しい米を作った男達は、なぜ日本で一番安全な米を作らなくてはならなかったのか。
全ての人に知ってほしい天栄村からのメッセージ

監督:原村政樹/語り:余貴美子/106分/日本/2013年/ドキュメンタリー映画
2013年 第87回キネマ旬報 文化映画ベスト・テン 第5位受賞

 福島第一原発から70km離れた福島県天栄村は、里山に囲まれた人口6,000人ほどの小さな村。その恵まれた自然環境を大切にしながら村人たちは農業を営んできた。
 日本一おいしい米作りをめざす農家のグループ「天栄米栽培研究会」は、米のおいしさを競うコンクールで4年連続金賞を受賞していたが、2011年3月の原発事故で放出された放射性物質は、この村にも降り注ぎ田畑は汚染されてしまった・・・。それでも農家は諦めるわけにはいかない。田畑を未来に引き継ぐため、彼らは科学的な調査をもとにできることは何でもやろうと立ち上がり、未曾有の環境破壊を乗り越えようと奮闘する。

テンプルちゃんの小公女

 監督:ウォルター・ラング/80分/1979年/劇映画(日本語吹替え版)

 原作は、「小公子」「ひみつの花園」で有名なフランセス・H・バーネット。明るく素直でかわいい主人公セーラは、どんな苦しみにも負けない勇気と夢を持って生きぬく少女。セーラに扮するシャーリー・テンプルはこの役にぴったりの天使のような少女です。楽しい歌もいっぱい、みんなで歌いましょう。

トイストーリー3

 監督:リー・アンクリッチ 声の出演:唐沢寿明、所ジョージ
 103分/2010年/アメリカ/アニメ(ディズニー/ピクサー)

 子供はいつか成長し、おもちゃを卒業する日がやってくる・・・。
 カウボーイ人形のウッディはご主人様の一番のお気に入り。しかしアンディが大学進学のため家を出る日が近づいてきた。ウッディたちお人形の運命やいかに。

TOMORROW/明日

 監督:黒木和雄/105分/1988年/劇映画

 1945年8月9日、長崎に原子爆弾が投下され、75,000名の人々が命を失い、街も一瞬のうちに焼土と化した。この映画は、8月8日から爆弾投下直前までの長崎市民の日常ドラマを淡々と描いた作品である。黒木監督の戦後三部作のひとつで、声高に反核反戦をいうことなく歴史の証言を見事に描き切っている。

翔べイカロスの翼

 監督:森川時久/112分/1980年/劇映画

 シンガー・ソング・ライターのさだまさしが映画に挑戦。監督は「若者たち」(三部作)の森川時久監督で青春群像を描くことには定評がある。サーカス暮らしのなかで晴れの舞台を目指して厳しい訓練を続けるひとりの若者。彼の目指す者はサーカスの花形ピエロだった。

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夏のページ

 監督:及川善弘/92分/1990年/アニメーション映画

 夏の早朝、三人の少年たちは先生と約束した明神岳に登るという小さな冒険に向かった。原作はシンガー・ソング・ライターでもあるみなみらんぼうの処女作「夏のページ」。学校では体験できない自然の力を少年たちは知る。そして生命の誕生というもうひとつの自然に立ち会うことになる。

ニルスのふしぎな旅

 監督:鳥海永行/97分/1982年/アニメーション映画

 原作は、スウェーデンの女性作家セルマ・ラーゲルリョーフの書いた児童文学の名作。ニルスは動物をいじめる悪い少年で、イタズラが過ぎて妖精にされてしまい、動物たちに日頃の仕返しをされて逃げ回っていた。ニルスは、なりゆきで大空の旅を続けることになる。旅するうちに動物たちが自然の中でどんなに苦労しているかを知ってニルスの心は少しづつ変わっていく。

ノエルの不思議な冒険

 監督:前田康生/70分/1983年/アニメーション映画

 原作は、シンガーソングライターであり、絵本作家、人気DJでもあるイルカ。「ノエル惑星」にたくさんの動物たちとのんびり暮らしているノエルちゃんと愛犬の物語。宇宙でスモッグの親玉に出会ったり、海中ではヘドロの怪物に襲われたりする。しかし、一人の悪者も登場させることなく「生きるものへのやさしさ」を淡々と訴えるイルカ・ワールドは、現代社会の鏡でもある。

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走れメロス

 監督:おおすみ正秋/107分/1992年/アニメーション映画

 原作は太宰治の短編小説「走れメロス」で、ギリシャの古い伝説とドイツの詩人シラーのバラードを題材にした日本文学史上の名作。「友情」と「信頼」のために走り続けるが、3日後には処刑されるメロスの運命。手に汗にぎる心の葛藤を描き、観る者に深い感動をあたえる現代に甦る永遠の名作の映画化。

はだかの天使

 監督:石田勝心/96分/1981年/劇映画

 原作は文化奨励賞に輝く赤木由子の「はだかの天使」で映画化が望まれていた話題作。一歳の時の熱病がもとで知恵おくれになってしまったリョウ。姉るり子や意地悪な同級生たちとの学校生活のなかで様々な出来事を通して、子どもたちの本質的な「やさしさ」と「おもいやり」を描いた作品。
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花のあと

満開の桜と、凛とした生きざまが感動的

 監督:中西健二/107分/2010年/劇映画 出演:北川景子/甲本雅裕/宮尾俊太郎

 藤沢周平原作の映画化は、6本目となる。いずれも、下級武士でありながらも凛としたたたずまいの主人公に共感を覚える作品ばかりである。今回の映画では、珍しく女性が主人公となった。以登(北川景子)は藩の重鎮の一人娘、剣の使い手である。孫四郎(宮尾俊太郎)は下級武士の三男、藩内随一の剣士である。満開の桜の下、初めて出会い、試合を約束。数日後2人は手を合わせる。鶴岡ではロケ支援実行委員会を作って撮影協力、09年4月、桜の季節に撮影が行われた。見事な桜や月山など庄内の風景がふんだんに入っている。また北川景子の太刀まわりも見どころのひとつ。

パパママバイバイ

 監督:設楽博/70分/1984分/アニメーション映画

 原作は早乙女勝元による1977年9月、横浜市で実際に起きた米軍機墜落事故の話「パパ ママ バイバイ」。ユー君とヤス君の幼い兄弟の命を奪った突然の事故。2人と大の仲良しだったカオリという女の子の純粋な眼を通して、真の平和や命の大切さを優しく問いかけている。

遥かなる甲子園

 監督:大澤豊/103分/1990年/劇映画

 感動と興奮を呼ぶ夏の全国高校野球、そこにはもうひとつの胸を熱くするドラマが語り継がれている。1964年アメリカで猛威をふるった風疹は沖縄にも及び、風疹にかかった妊婦から数多くの聴覚障害児が誕生した。彼らの成長に合わせ北城ろう学校が開設されるが、そのなかから甲子園を目指す球児たちが現れる。

はれときどきぶた

 監督:平田敏夫/74分/1998分/アニメーション映画

 原作は、「はだしのゲン2」「火の鳥」などで知られる平田敏夫で山形県天童市の出身。毎日、日記を書いている少年の母親は、こっそり日記を読んでいる。くやしいと思った少年は、デタラメの「あした日記」を書くのだが、デタラメを書いたことが本当になって自分がびっくり。ブタが空から降ってきたのだから。

はだしのゲン

 監督:真崎守/83分/1983年/アニメーション映画

 原作者は広島で被爆した中沢啓治。その体験をテーマにした劇画「はだしのゲン」を昭和48年に発表、読者数1000万人を超すベストセラーになった。
 第二次大戦下、厳しい戦況の中でゲンとその家族は、互いに助け合いながら明るく元気に生きている。しかし、8月6日原子爆弾を積んだアメリカのB29爆撃機エノラゲイが広島に向かって飛行を続けていた。

はだしのゲン2

 監督:平田敏夫/86分/1986年/アニメーション映画

 第二次大戦で、広島に原子爆弾が落とされたのは1945年8月6日のことだった。この映画の原作を書いた中沢啓治は当時小学校1年、当時の広島の町で起こった出来事をまとめた。「はだしのゲン」から3年、原爆でお父さんお姉さん、弟はみんな死んでしまったが、新しい仲間も生まれゲンは元気いっぱい生きていく様子を描く。

ハッピーバースデー〜命かがやく瞬間

 監督:出崎哲/80分/1999年/アニメーション映画

 母親からの精神的虐待で心に傷を負った主人公あすかは、ショックで声がでなくなり不登校に陥るが、祖父母の愛情によって癒され、やがて自力で立ち直っていく。原作は青木和雄で18万部を超えるベストセラーとなった。親子の絆を見つめ直す家族の物語は、多くの子どもたちに勇気をあたえた。

花のズッコケ児童会長

 監督:中島俊彦/63分/1993年/劇映画

 原作は、那須正幹木と前川かずおのシリーズ合計1000万部を突破した児童文学の超ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ。映画化されたのはシリーズ中最も人気の高い「花のズッコケ児童会長」の巻で、児童会長の選挙をめぐって三人組を中心に学校中を巻き込んで繰り広げられるとても愉快な作品。
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パパ、遺伝子組み換えってなぁに?

 監督・脚本・編集:ジェレミー・セイファート
104 分/ 2010 年/フランス/ドキュメンタリー

 こどもたちの「食の安全」を守るために食産業の裏側、遺伝子組み換え食品の真実を追った作品。「どんな食べ物を家族で選択していくか」という答えを見つけるまでの家族の成長物語でもある。
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ヒックとドラゴン

 監督:クリス・サンダース、ディーン・デュポア(「リロ&スティッチ」) 原作/クレシッダ・コーウェル
 98分/2010年/アメリカ/アニメ

 ひとりぼっちのヒックに、初めてできた友だちは飛べないドラゴンのトゥースだった。傷ついたトゥースにこっそり魚をあげるヒック。しかしバイキングとドラゴンは昔から敵同士だった。あり得ないはずの友情に結ばれた二人の感動の物語。

必死剣 鳥刺し

 監督:平山秀幸 出演:豊川悦司、池脇千鶴、吉川晃司、戸田菜穂、村上淳、木野花、小日向文世、岸部一徳
 114分/2010年/日本/ドラマ

 藤沢周平原作の7本目の映画化。下級武士でありながらも凛としたたたずまいの主人公に共感を覚える作品ばかりです。特に隠し剣<Vリーズは代表作で、個性豊かな秘剣の達人が織りなす人生ドラマとして人気があります。山形ロケ。
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ひまわり 〜沖縄は忘れない あの日の空を〜

そのジェット機は炎上しながら校舎に激突した。実際の事件を元に今の日本を問う!

監督:及川善弘/110分/日本/2012年/劇映画

 1959年6月30日、突然米軍のジェット戦闘機が墜落、炎上しながら宮森小学校へ激突し、学童11名、近隣住人6名が死亡、重軽傷者210名という大惨事を起こした。さらに2004年8月13日には米軍輸送ヘリが沖縄国際大学に墜落、この事件で負傷者は出なかったものの一歩間違えば大事故となるところだった。
 実際に起きた二つの米軍機墜落事件を端緒として、大学生たちがゼミのレポート作成のために証言を聞きながら、自らも知らなかった事柄を掘り起こしてゆく。
 オスプレイ配備や新基地辺野古に揺れる沖縄。未来へ語り継ぐべき内容に、多くの沖縄の人々が賛同し協力してこの作品は完成した。
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ひめゆり

 監督:柴田昌平 130分/2006年/日本/ドキュメンタリー


 ひめゆり戦後60年を経て,初めて話せるようになったという、ひめゆり学徒隊生存者22人が沖縄戦の真実を語る。戦争を知らない世代に見てもらいたい映画です。
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標的の村

2012年9月29日、アメリカ軍普天間基地は完全に封鎖された。
全国ニュースから黙殺された衝撃のドキュメントを見逃すな!

監督:三上智恵/91分/日本/2013年/ドキュメンタリー映画
2012年度テレメンタリー年間最優秀賞受賞
第18回平和協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞
第4回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル大賞受賞
ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞受賞
平成25年民間放送連盟賞九州沖縄地区報道部門最優秀賞受賞
2013年日本ジャーナリスト会議JCJ賞受賞
山形国際ドキュメンタリー映画祭2013市民賞・日本映画監督協会賞W受賞
2013年 第87回キネマ旬報 文化映画ベスト・テン 第1位受賞


 日本にあるアメリカ軍基地・専用施設の74%が密集する沖縄。5年前、新型輸送機「オスプレイ」着陸帯建設に反対して座り込んだ東村・高江の住民を国は「通行妨害」で訴えて反対運動を萎縮させるため、弾圧恫喝目的のSLAPP裁判を仕組む。
 わがもの顔で上空を飛び回る米軍ヘリに住民は「標的」なのかと憤り、かつてベトナム戦争時に作られた「ベトナム村」の記憶が甦る。10万人が結集した県民大会の直後、日本政府は電話一本で沖縄県に「オスプレイ」配備を通達、ついにオキナワの怒りが爆発した。

 ※SLAPP裁判:国策に反対する住民を国が訴える。力のある団体が声を上げた個人を訴える弾圧・恫喝目的の裁判をアメリカではSLAPP裁判と呼び、多くの州で禁じられている。
 ※ベトナム村:1960年代、ベトナム戦を想定して沖縄の演習場内に作られた村。農村に潜むベトコンを見つけ出して確保する襲撃訓練が行われ、高江の住民が度々南ベトナム人の役をさせられた。
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フード・インク

日本の「食」が危ない!FOOD ACTION NIPPON(みんなで食料自給率アップ)
第82回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品

監督:ロバート・ケナー/94分/アメリカ/2008年/ドキュメンタリー映画
 
 寡占化されたアメリカの食品業界では健康や安全よりも、効率化や合理化が最優先され農業は良心的な農家をスポイルしてどんどん工業化されていく。こうして作られた「工業食品」の行き着く先は・・・農と食の荒廃ばかりか、私たちの健康をも気づかぬうちに蝕んで行く。アメリカでの具体的な事例を示されて、私たちはその先にある未来を考えずにはいられなくなる。そして自分ができることから行動を起こさなければ、と決意するだろう。 
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武士の家計簿

 監督:森田芳光  出演:堺雅人・仲間由紀恵・松坂慶子・中村雅俊・草笛光子・西村雅彦・伊藤祐輝・嶋田久作 129分/2010年/日本/ドラマ

 幕末から明治の激動の時代、虚飾を捨て、慎ましくも誠実に生きた3世代の物語。加賀藩猪山家の実際の家計簿をもとにした、武士の暮しが蘇る。
 猪山直之が家督を継いだ時には、家計は破産直前だった。藩の御算用者(経理係)として代々仕えて来た家にとっては、夜逃げ寸前の大ピンチ、直之は起死回生の大決断をするのであった。例えば、父が殿よりもらった香炉や母が嫁入りに持参した大好きな着物など換金できる資産は、情け容赦なく売り払った。それでも負債の半分にしかならない。残りの半分は10年年払いで。日々の弁当も、おにぎりとさつまいもだけというつましさ・・・。昔も世間体や時流に惑わされることなく、堅実に生きた一家がいました。
 厳しい現代にも通じる処世訓がいっぱい詰まって、その上芸達者な俳優が顔を揃え、あっけらかんと明るく笑って為になる、今時珍しい映画です。
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ブタがいた教室

 監督:前田哲 出演:妻夫木聡、大杉漣、田畑智子、原田美枝子、戸田菜穂
 109分/2008年/日本/ドラマ

 4月の新学期の始まりに、星先生は子豚を教室につれて来た。6年生の26人が1年間この子豚を育て、卒業の時に食べようというのですが、果たして・・・。

ふたたび

SWING ME AGAIN

 監督:塩谷俊 出演:財津一郎、鈴木亮平、MINJI、青柳翔、藤村俊二、犬塚弘、佐川満男、渡辺貞男
 111分/2010年/日本/ドラマ

 50年前ジャズバンドに青春を賭けていた男たちは、もうシニア世代になった。78歳の貴島はかつてのバンド仲間を探して旅に発つ。願いは憧れのジャズクラブ「ソネ」でセッションをすること・・・。ナベサダも出演、全編に名曲が流れる。
不都合な真実

不都合な真実

 監督:デイヴィス・グッゲンハイム 出演:アル・ゴア 96分/2007年/アメリカ/ドキュメンタリー


 不都合な真実地球温暖化の実態を映像とグラフとでわかりやすく描き、大きな反響を巻き起こした。アル・ゴア氏はアメリカ元副大統領で、地球環境に警鐘を鳴らしています。

フラガール

 監督:李相日/120分/2006年/劇映画

 1960年代、エネルギーは石炭から石油に替わり炭坑は次々と閉山の運命にあった。そんな折、炭坑の排熱を利用して北国を常夏のハワイに変えようと、起死回生のプロジェクトが始まる。炭坑の娘たちはフラガールとして必死にダンスを学びひたむきに踊る。しかし、世間の風は冷たく次々と難題が持ち上がる。常磐ハワイアンセンターの誕生秘話が今明かされる感動のダンス・ムービー。
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放射線を浴びた「X年後」

第50回ギャラクシー賞(報道活動部門)大賞を受賞!
3.11後の日本に投げかける衝撃の告発?地方ローカル局が追った渾身のドキュメンタリー

監督:伊藤英朗/83分/日本/2012年/ドキュメンタリー映画

 1954年アメリカが行ったビキニ水爆実験。その時被曝した第五福竜丸のことはあまりに有名だが、同じ海域で操業していた1,000隻余の日本の遠洋漁業船が操業し被曝していたことは、なぜか歴史や人々の記憶から消し去られていった。
 闇に葬られようとしていたその重大事件に光をあてたのは、高知県の港町で地道な調査を続けて教師や高校生だった。次々と明らかになっていく船員たちの衝撃的なその後。そして、遂に辿りついた"機密文書"の存在・・・・。見えてきたのは、X年後の驚くべき実態だった。
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祝の島

核の竃は自然界の文化とはなじまい。1000年先の未来を思うとき私たちは何を選ぶのか

監督:綾瀬あや/105分/日本/2010年/ドキュメンタリー映画

 山口県上関町は、瀬戸内海周防灘に浮かぶ周囲12kmの小さな島。1982年、祝島の対岸4キロにあたる田ノ浦に上関原子力発電所建設計画が持ち上がり、島では住民の9割が反対を表明し、28年を経た今も、全島をあげての原発建設反対運動が続いている。その昔は“岩井島”といわれていた島を人力で岩をひとつひとつ掘り起こして島の隅々まで棚田を築き、周辺の豊かな海での漁業を産業の基盤とした暮らしが営まれてきた歴史は重い。1000年先までいのちは続く。そんな豊かな環境に原発は必要だろうか。

ほえろブンブン

 監督:平田敏夫/65分/1987分/アニメーション映画

 監督の平田敏夫は山形県天童市出身で、「ユニコ」「はだしのゲン2」なども手掛けている。ひとりぼっちの捨て犬ブンブンが、野良犬のノラおじさんと出会いエサの探し方、病気の直し方など生きる知恵を教わる。喜び、驚き、助け合って生きることのすばらしさを描いた動物物語。原作は村野守美。

ボクのおやじとぼく

 監督:中原俊―/1983年/劇映画

 パパ、おとうさん、どうも似合わない。おやじはやっぱりおやじサ。植木職人でお酒とカラオケが大好き。自分の仕事を大切にして信念を押し通す頑固一徹なおやじとボクの話だが、ありふれた日常を通して父と子の絆とはなんであるかを問いかけ、父親そして家族の存在を確かめる中原監督の初期作品。
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ぼくたちと駐在さんの700日戦争

 監督:塚本連平/110分/2008年/劇映画
 出演:市原隼人/佐々木蔵之介/麻生久美子

 原作者のママチャリさんは、山形県白鷹町出身で仙台在住の人気ブログ小説家!本業は某会社の経営者だそうな。ロケ地は栃木だが、イタズラ話しのほんとうの舞台は白鷹や長井。連発するイタズラは70年代若者だった人々の心をくすぐり、忘れていたことに火を付けるが、あの頃は決して人を傷つけたりすることのない長閑で真面目で純真な時代だった。そんな時代の主人公を演じるのは人気急上昇中の市原隼人。駐在さん役の蔵之介の力投にも納得の注目作である。

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マダガスカル3

一緒ならきっと《奇跡》は起きる!?

監督:エリック・ダーネル、コンラッド・バーノン、トム・マクグラス/99分/2012年/アメリカ合衆国/アニメーション映画

 大ヒットシリーズ第3弾。ニューヨークの動物園を飛び出し、マダガスカル島、アフリカ大陸で大自然の厳しさを体験した都会育ちのアレックスたち。今回の舞台はあこがれのヨーロッパ、モンテカルロのカジノで騒ぎを起こして宿敵デュボア警部に指名手配されてしまう。そんな彼らが逃げ込んだのはニューヨーク公演を目指すおんぼろサーカス一座だった。
 セシル・デミルの『地上最大のショウ』など往年のサーカス映画を想起させる場面も見逃せない。親子で楽しめるハート・ウォーミングな作品です。

まってました転校生!

 監督:藤井克彦/97分/1985年/劇映画

 主人公は小学4年生の下山明。父親が下山勘九郎一座の座長で芝居をしながら日本中をまわっている旅芝居一家。転校はなれっこになったけど、転校するときは不安になる。いじめっ子には先制攻撃をかけてけんかするのも生活の知恵。
 いろいろ数多い児童映画のなかでも出色の作品。

マヤの一生

 監督:神山征二郎/75分/1996年/アニメーション映画

 原作者は、児童文学者であり動物作家としても知られる椋鳩十。太平洋戦争下で、かけがえのない小さな命を奪う狂気の命令が出される。飼い犬マヤと少年次郎との絶ちがたい愛情と絆を通して、平和、そして命の大切さをあらためて考えさせる感動の物語。
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未来の食卓

南仏バルジャック村で始まったオーガニックの食卓に世界が注目した

 監督:ジャン=ポール・ジョー/112分/2008年/フランス/ドキュメンタリー

 オーガニックとは「自然のまま」。南フランスの小さな村で実際に行っている、有機農業と地産地消のドキュメンタリー。南フランス、バルジャック村で始まったオーガニック学校給食の1年間を追ったリアル・ドキュメンタリー。この小さな試みは、地球温暖化、環境破壊、農薬や化学肥料による農業、ガンや糖尿病の発症率の高さなど、全ては食生活に密接に関わっていることに気づくきっかけとなり大きなうねりとなって世界中に知られた。これからの世界を変え、未来を託す子どもたち守る最後の希望はオーガニック。この作品は、村の人々が対立ではなく対話を重ねながら、オーガニックの学校給食を高齢者の食事を、そして普通の人々の食生活を少しづつ変えていく様子を丁寧に描いている秀作にして実践的レシピでもある。

モモ

 監督:ヨハネス・シャーフ/105分/1987年/劇映画

 原作は、ドイツの作家ミヒャルト・エンデの「モモ」、小説が出版されるやミリオンセラーとなり30ヶ国で翻訳された。「現実に根ざした多くの示唆をあたえる、現代の童話として大人も子どもも楽しめるものにしたい」という監督の趣旨に共鳴し、この作品には共同脚本等でも協力している。

もも子、かえるの歌がきこえるよ

 監督:四分一節子/80分/2004年/アニメーション映画

 原作は、養護学校の教師をしている星あかりの「もも子・ぼくの妹」。知的な障害と体の障害があり、いつも酸素ボンベで呼吸しながら養護学校に通っている明るく負けず嫌いで、天真爛漫なもも子。そんな妹を愛しく思う兄の優しさと心の成長を中心に、生きる喜びや悲しみを感動的に描いている。

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やがて・・・春

 監督:中山節夫/105分/1986年/劇映画

 連日のように新聞をにぎわせている「いじめ」の記事は見る度に心が痛む。それ以上に心を痛めているのは当の子どもたちに違いない。批評的にあれこれ言うのではなく、子どもたちの心に少しでも入ろうと思ったと中山監督は語る。いじめの結果起きた悲劇と、それを乗越えて、子どもたち自身の力で感動的な和解へ到達する姿をじっくりと描いていく。
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やぎの冒険

カントクは中学生!
製作資金もスタッフもすべて沖縄の純度100%オキナワ映画

監督:仲村颯悟/84分/2010年/日本/ドラマ

 母の田舎ヤンバルのオジィとオバァの家で子やぎの世話をしながら楽しい休日を過ごしていた小学6年の裕人。そんなある日、2匹の子やぎの一匹がいないことに気づく。祝いの席にやぎ汁となって振る舞われていたのだ。沖縄でやぎを食べる文化が今も残っている。やぎは食べるもの、だから大切に育てる。いのちを「いただきます」という言葉に込められた様々な意味を、沖縄のやぎ通して考えを巡らすことになるユーモラスでシリアスな食育映画。
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夢を生きる テイラー・アンダーソン物語

監督:レジー・ライフ/90分/USA/2012年/ドキュメンタリー映画
山形国際ドキュメンタリー映画祭2013「ともにあるCinema with Us」で上映

 この作品は東日本大震災で犠牲になったひとりのアメリカ人英語教師の軌跡を辿るドキュメンタリーです。
 2011年3月11日宮城県石巻市。彼女はそこにいました。彼女の名はテイラー・アンダーソン(当時24歳)バージニア州生まれ。
 小学校の頃から日本に関心があり、日本語を習得して2008年に来日し、英語指導助手として多くの子どもたちに囲まれながら元気に活動を続けていました。
 震災後、彼女の撒いた種がたくさんの場所で見つかりました。短い生涯の間で彼女が送った人生を多くの人々が語ります。基金を作ってこの映画を完成させたテイラーさんのご両親も、この映画を通じて「大切な人を亡くした被災地の人々が前を向いてもらえることを願っています」と語っています。一人でも多くの若者がこの映画で勇気づけられ、新たな日米の架け橋として活躍する時が来ることを・・・。あなたのためにできること。私のためにできること・・・。
 あの日を忘れない。あなたを忘れない。あなたは、ここにいる。

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ライヤンツーリーのうた

 監督:有原誠治/85分/1994年/アニメーション映画

 強制連行によって北海道の炭坑に送り込まれ、炭坑脱走後も終戦を知らず13年間、道内の山野を逃亡し続けた主人公の中国農民と、心因の言語障害をもつ日本人の少女は共に人間社会を遠く離れて自然の中を彷徨っている。ライアンツーリーとは中国梨のことで、北海道で育つ事は難しいが、日中の間に育っていく「友好」を象徴している。

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渡されたバトン さよなら原発《日本の青空3》

未来への決断!私たちの選択。

監督 池田博穂/120分/日本/2013年/劇映画
出演:赤塚真人、高林由紀子、渡辺梓、中原果南、宍戸開、苅谷俊介
脚本:ジェームス三木

新潟県巻町、日本で唯一原発建設を止めた町があった。3.11東日本大震災で国が保証してきた原発の安全神話は崩れ去り、それでも原発に依存しようとする国に対する国民の怒りと不安は、「原発ゼロ」の闘いとなって各地に広がっています。
 この作品は、新潟県・巻町(現・新潟市西浦区)での原発建設をめぐり、四半世紀の時を費やして住民投票を実現し、ついに原発建設を阻止した実話をベースに映画化されたドラマです。
 莫大な補助金や協力金が流れ込みそれに群がる人々、突然の喧噪に戸惑う住民たち。町の活性化のためという名目や、もし事故があっても国が責任を取ってくれると力説する議員。人間が制御しきれない原発を、経済という名のもとに金を生み出す装置に置き換えていく生々しい手口。コミュニティは推進派と反対派に分かれて反目。原発建設によって生じる様々な事柄から私たちは自分で考え、選択し、決断しなければなりません。そのヒントなるのがこの映画です、是非ご覧ください。

わらびのこう

 監督:恩地日出夫/124分/2003年/劇映画

 江戸中期、その村には秘したる約定があった。60の齢を迎えた者は皆、村を出て蕨野の丘を住まいとするのだ。名匠・恩地日出夫監督が一年に渡る長期ロケを敢行。芥川賞作家・村田喜代子の原作を、山形の自然を舞台に生命ほとばしるかつて確かにあった日本人の心を映画に結晶させた作品。

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●短編作品●


おこりじぞう

 監督:板谷紀之・河野秋和/27分/1983年/人形アニメーション映画

 昭和20年8月6日ヒロシマに原子爆弾が投下された。目も眩む光線と大爆発の結果は世界中が知ることとなる恐ろしく凄惨なものだった。この映画の原作は小学校の教科書にも掲載された山口勇子の「おこりじぞう」。核兵器の恐ろしさと平和の尊さを子どもたちにこの作品を通して伝えたい。

核戦争

 製作:遊学舎/15分/―年/アニメーション映画

 核の恐ろしさは、どれほど語っても語り尽くすということはない。ヒロシマ・ナガサキを経験された人が少なくなっていく現在、核の本質を理論的に子どもたちに知ってもらうため、身近でわかりやすいアニメーションという手法で製作されたのがこの作品。平和の尊さを考える材料としてご利用下さい。

風の又三郎

 監督:りんたろう/30分/1988年/アニメーション

 原作は、叙情豊かな宮澤賢治の童話「風の又三郎」。立春から数えて二百十日にあたる風の強い日、谷川の岸の小さな小学校に風変わりな少年が転校して来る。
 子どもたちは早速「又三郎」とあだ名をつけた。「又三郎」とはこの地方に伝わる風神の子どものこと。三郎がなにかすると決まって風が吹くのだった。

3丁目物語 秋「おまつりの夜/3丁目大運動会」

 演出:古川政美/25分/―年/アニメーション映画

 いつも温かな心が溢れている「3丁目の世界」は、ほのぼのとしたやさしい気持ちに包まれている。そこには懐かしい三輪スクーターが走り、角を曲がった横丁には縁台もある。「あたたかな心」こそアニメーション映画の原点。それは人格を育てつつある子どもたちに贈る最高のプレゼント。

3丁目物語 冬「クリスマス・イブのなぞ」

 演出:小熊公晴/25分/―年/アニメーション映画

 いつも温かな心が溢れている「3丁目の世界」は、ほのぼのとしたやさしい気持ちに包まれている。そこには懐かしい三輪スクーターが走り、角を曲がった横丁には縁台もある。「あたたかな心」こそアニメーション映画の原点。それは人格を育てつつある子どもたちに贈る最高のプレゼント。

3丁目物語 夏「タマが生まれた時の話/タマとポチの大冒険」

 演出:古川政美/25分/―年/アニメーション映画

 いつも温かな心が溢れている「3丁目の世界」は、ほのぼのとしたやさしい気持ちに包まれている。そこには懐かしい三輪スクーターが走り、角を曲がった横丁には縁台もある。「あたたかな心」こそアニメーション映画の原点。それは人格を育てつつある子どもたちに贈る最高のプレゼント。

スノーマン

 監督:ダイアン・ジャクソン/26分/1982年

 原作は、「サンタのたのしい夏休み」「風が吹くとき」などで知られるイギリスの絵本作家レイモンド・ブリッグズ。雪の降ったある日、1日がかりでつくった雪だるまが真夜中に動き出し、少年を連れて冬の夜空に飛び上がる。人間にとって大切なもの、人への思いやり、まごころや愛をいっぱいに詰めた作品。

注文の多い料理店

 監督:四分一節子/25分/1991年/アニメーション映画

 宮澤賢治生誕100年記念作品。たくさんの物語を残した賢治の作品の中でも多くの人々に知られる代表作の映画化。仲の良い都会の紳士が、山奥で道に迷い腹もすき過ぎて痛くなってきた時、目の前に立派な一軒の西洋料理店「山猫軒」が現れる。どんな料理を食べられるのか二人は喜んで扉を開けるのだが・・・。

トビウオのぼうやはびょうきです

 監督:宮崎一哉・板谷紀之/19分/1983年/アニメーション映画

 1954年3月1日太平洋のビキニ環礁でヒロシマに投下された原爆を上回る威力をもった水素爆弾の実験が行われた。日本の漁船「第五福竜丸」は死の灰を浴び海のなかの生物も大変なことになる。青い青い海に棲むトビウオのぼうやはどうして病気になったのか?原作はいぬいとみこさんの童話。

忍たま乱太郎 パート4

 総監督:芝山努/25分/―年/アニメーション映画

 朝日小学生新聞で、連載9年目に突入した女性漫画家、尼子騒兵衛の人気漫画「落第忍者、乱太郎」のアニメーション化。独特のユーモアセンスに溢れ、時代物でありながら現代の子どもたちの心をつかんで、温かな友情、団結ありの学園ドラマとして高い評価を受けている。

バラの花とジョー

 演出:やなせたかし/21分/―年/アニメーション映画

 原作もやなせたかし。バラの花の下で遊ぶのが大好きなジョーというひとりぼっちの犬がいた。ジョーはバラの花の下にいるだけで心が幸福になった。バラの花と茶色の犬ジョーの心温まる悲しくも美しい愛のメルヘン。

べっかんこ鬼

 監督:河野秋和/24分/1984年/人形アニメーション映画

 すぐれた日本の創作民話を人形アニメーション化していく試みの第1作。原作は「おこんじょうるり」でも知られるさねとうあきら。フエフキ峠に棲む特別な顔をした鬼と、眼の見えない山の猟師の娘ユキの恋物語。鬼はユキの眼が直ると願い、リュウガンの草の根の汁を眼に塗れば治ることを知る。

雌牛

 監督:アレクサンドル・ペトロフ/10分/1990年/アニメーション映画

 ロシアでたくさんの人々に読み継がれてきたアンドレイ・プラトーノフの名作が映画になった。どこまでも続く広い草原に、たった一頭の雌牛を飼っている農家があった。美しい絵画の一枚一枚が動き出すような感動が観る人々を包み込む叙情性豊かなロシア・アニメーションの傑作です。

おこんじょうるり

 演出:岡本忠成/25分/1982年/人形アニメーション映画

 まじないで厄払いをするイタコの婆さまは、最近ヘマばかりしてふさぎ込んで寝込んでいる。そんなある夜、腹を減らしたキツネのおこんがやって来た。おこんが浄瑠璃を唸ると婆さまはすっかり愉快な気持ちになり、曲がった腰もしゃっきりとなった。二人が醸し出すユーモラスでほのぼのとしたやりとり、その中にしみじみとした温かさがにじみ出る。

鬼がら

 「鬼がら」製作委員会/27分/1995年/アニメーション映画

 宮崎県椎葉に残る民話の世界。ある日、怠け癖がついて仕事を放り出した与助が山の中で眠り込んでしまう。夜の寒さで眼を覚ました与助の見たものは、大杉の幹で脱皮しようとする青鬼の姿だった。抜け殻を盗んだ与助はそれを着て悪さを働くが、抜け殻を脱ごうと背中に手を回した時、鬼がらは開かない。

おばけうんどうかい

 構成:平田敏夫/25分/1988年/アニメーション映画

 原作は「はれときどきぶた」で大人気の矢玉四郎。おばけたちが赤組、白組に分かれて運動会をする。へび引きに、墓石はこびなどおばけの運動会はもう大変。負ければお屋敷で暮らせなくなるので、おばけたちはみんな必死だ。おかしなおばけたちの楽しい動きを、テンポよいミュージカルに仕上げた愉快な作品。

木を植えた男

 監督:フレデリック・バック/30分/1987年/アニメーション映画

 原作はジャン・ジオノ、原画はフレデリックとアシスタントが5年半の歳月をかけて完成させた。物語は、風吹きすさぶ荒野にカシワの木の種子(どんぐり)を毎日毎日埋め続けた羊飼いの老人の話。ある縁で老人と出会った青年は20数年後に再びその地を訪れ、そこに想像もしなかった緑の森林が広がっているのを見て驚く。

3丁目のタマおねがい!モモちゃんを捜して!!

 監督:難波日登志/43分/1993年/アニメーション映画

 タマは、3丁目に住む岡本たけし君の飼い猫。こねこのモモちゃんは3丁目のタマとその仲間の人気ものだが、旅の途中でたくさんのノラ猫にさらわれる。3丁目のタマとその仲間たちは、無事モモちゃんを助けることができるのか。犬と猫だけを登場させるという設定で、動物ならではの動作や心の動きを丁寧に描いている。

小さな羽音

 監督:飯塚俊男/50分/1992年/ドキュメンタリー映画

 山形県川西町周辺のほんの一部に生息するチョウセンアカシジミという小さな蝶の生態をみごとに捕らえた作品。蝶の観察に留まらず、生態を通して生きものと環境の問題を提起し、自然の循環を理解することで、環境の小さな変化から貴重な蝶を守ろうとする人々の活動を紹介する。

チリンの鈴

 監督:波多正美/46分/1978年/アニメーション映画

 原作は、やなせたかし。オオカミの襲撃によって優しい母を失った子羊チリンは、オオカミと戦っても負けない強い羊になることを誓う。そして、母の仇であるオオカミのウォーのもとで厳しい修行を始める。強いということは何なのか、本当の幸せとは・・・と問いかける悲しくも美しい感動の名作。

ぼくときどきぶた

 監督:棚橋一徳/25分/1992年/アニメーション映画

 原作は「はれときどきぶた」の矢玉四郎。「10円やす」こと畠山則安のクラスで発表会をやることになり、紙芝居をつくることになった。いよいよ発表会の日、紙芝居の絵がガタガタとひとりで動き出し、絵の中から魔王が飛び出した。絵に描いた事がほんとうになる矢玉ワールド。

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